大人の矯正は、子どもの矯正とは目的も考え方も異なります。
成長を利用する子どもの矯正に対して、大人の矯正は、完成した歯ならびやかみ合わせをどのように整えるかを考える治療です。
結論
大人の矯正は、患者さんが目指したいゴールに合わせて治療計画を考える医療です。
どこまで治すのか、どれくらいの期間をかけるのか、何を優先するのか。
患者さん一人ひとりの価値観に合わせて治療計画をご提案します。
子どもの矯正とは目的が異なります
子どもの矯正では、成長という限られた機会を利用して、永久歯が本来の位置へ生えてくることを助けることを大切にしています。
一方、大人では顎の成長はほぼ完了しています。
そのため、大人の矯正では成長を利用することはできません。
現在の歯ならびやかみ合わせをどのように改善するかが治療の中心になります。
治療のゴールは一人ひとり違います
大人の矯正では、患者さんによって目指すゴールが異なります。
例えば、
- できるだけ短期間で治療を終えたい
- 前歯だけ整えたい
- 全体のかみ合わせまで整えたい
- 抜歯はできるだけ避けたい
- より理想的な見た目を目指したい
など、重視することは一人ひとり違います。
そのため、私たちは診断結果をもとに、考え方や治療期間が異なる複数の治療計画をご提案し、その中から患者さんと一緒に治療の方向性を考えています。
100点だけがゴールではありません
大人の矯正では、より細かな仕上がりを目指すこともできます。
しかし、そのために治療期間が長くなったり、患者さんの負担が大きくなったりするのであれば、その追加の治療が本当に価値のあるものなのかを考える必要があります。
私たちは、「もっと治せるか」ではなく、
「そこまで治すことが、その患者さんにとって本当に価値があるのか」
を大切にしています。
大人だからこそ自由に選べます
子どもの矯正では、成長という限られた時間の中で判断する必要があります。
一方、大人の矯正は、ご本人が「今、治したい」と思った時に始めることができます。
ライフスタイルや仕事、結婚、子育てなど、その時々の状況に合わせて治療計画を考えられることも、大人の矯正の特徴です。
私たちが考える大人の矯正
私たちは、大人の矯正とは「歯をきれいに並べる治療」ではないと考えています。
患者さん一人ひとりが大切にしたいことを診断で整理し、その方にとって現実的で、納得できる治療計画をご提案すること。
そして、
あなたにとって無駄がない治療をご提案すること。
それが、私たちが考える大人の矯正です。