結論

子どもの矯正は、決められた順番で最後まで進める治療ではありません。

成長にはいくつかの節目があり、その節目ごとに診察を行い、「今、本当に治療が必要なのか」を判断します。必要であれば治療を行い、目的を達成したらその段階で終了します。そして、次の成長段階で再び診察し、必要があれば次の治療を検討します。

成長の節目ごとに診断します

子どもの成長は一人ひとり異なります。

乳歯から永久歯への生え替わり、顎の成長、かみ合わせの変化など、お口の状態は年齢とともに大きく変わります。

そのため、一度診断すれば最後まで治療方針が決まるわけではありません。私たちは、成長の節目ごとに診察を行い、その時点で何が必要なのかを改めて考えます。

必要なら治療します

すべてのお子さんが、すぐに治療を始めるわけではありません。

今すぐ治療した方が良い場合もあれば、もう少し成長を待った方が良い場合もあります。経過観察だけで十分なこともあります。

私たちが大切にしているのは、「治療できるかどうか」ではなく、「今、治療することに意味があるかどうか」です。

改善すれば卒業します

治療を始めたからといって、次の段階の治療が必ず必要になるわけではありません。

例えば、幼児矯正によって成長が良い方向へ導かれれば、そのまま経過観察だけで十分なことがあります。また、小学生の間に永久歯が並ぶ準備が整えば、仕上げ矯正が不要になったり、ごく短期間の調整だけで済んだりすることもあります。

私たちは、目的を達成した時点で、その段階の治療を終了します。

次の成長を待ちます

子どもの矯正は、「治療を続けること」が目的ではありません。

治療が終われば、次は成長を見守る期間です。そして、新しい成長の節目を迎えたときに再び診察し、その時点で必要なことを考えます。

成長とともに状況が変われば、新しい治療が必要になることもありますし、何もしなくてよいこともあります。

必要な時期に、必要な治療だけを

私たちが目指しているのは、幼児矯正、小児矯正、仕上げ矯正のすべてを行うことではありません。

そのお子さんにとって、本当に必要な治療だけを選び、必要な時期に行うことです。

成長は誰にでも訪れますが、そのタイミングは限られています。だからこそ、その時期だからこそ得られる効果を大切にしながら、必要以上の治療は行わないという考え方を大切にしています。

子どもの矯正は、「治療を続ける医療」ではありません。

成長を見極めながら、その時期に本当に必要な治療だけを選択する医療です。