矯正治療は、歯ならびが整ったら終わりではありません。

治療後は、歯ならびを維持するための「保定」が始まります。

ここでは、保定や後戻りについて、よくいただくご質問にお答えします。

Q. 保定とは何ですか?

保定とは、矯正治療で整えた歯ならびを維持するための治療です。

歯は、一度並んだらそのまま一生変わらないわけではありません。

そのため、保定装置を使用しながら歯ならびを安定させていきます。

私たちは、矯正治療は保定まで含めて一つの治療だと考えています。

Q. 保定装置はいつまで使いますか?

私たちは、

歯ならびを維持したい間は、夜間に保定装置を使い続けることをおすすめしています。

歯ならびは、一生を通して少しずつ変化します。

そのため、「半年使えば終わり」「数年使えばもう大丈夫」というものではありません。

歯ならびを維持したいのであれば、保定も続けることが大切です。

Q. 保定をしていても後戻りしますか?

はい。

保定をきちんと続けていても、歯ならびは少しずつ変化します。

これは、同じ医院で保定を続けても、他の医院で保定装置を作り直しても同じです。

私たちは、完璧に後戻りしない保定はないと考えています。

Q. 保定装置が壊れたらどうしたらいいですか?

保定装置も消耗品です。

壊れたり、変形したりした場合には、そのまま使い続けるのではなく、できるだけ早く修理や作り直しを行うことが大切です。

歯ならびが変化してからではなく、変化する前に対応することが、歯ならびを維持するポイントです。

Q. 転居したら保定はどうなりますか?

進学や就職、転勤などで転居することもあります。

その場合でも、保定装置は他の矯正歯科で作り直すことができます。

私たちが大切だと考えているのは、同じ医院へ通い続けることではありません。

保定を続けることです。

そのため、転居する可能性があるからといって、過度に心配する必要はありません。

Q. 後戻りしたらどうなりますか?

必要であれば再矯正を行います。

一度かみ合わせのバランスが整っている歯ならびでは、大きく歯を動かす必要がないことが多く、比較的短期間で改善できることが少なくありません。

私たちは、後戻りしたら終わりではなく、必要になった時に現実的に対応することを大切にしています。

Q. 完璧な歯ならびを目指した方がいいですか?

私たちは、そのようには考えていません。

保定を続けていても、歯ならびは少しずつ変化します。

そのため、将来変化することが分かっている細かな部分まで時間をかけて追い求めても、患者さんにとって価値が少ないことがあります。

私たちは、長く安定し、患者さんが満足できる歯ならびを目指しています。

私たちがお伝えしたいこと

私たちは、

完璧に後戻りしないことを目標にはしていません。

歯ならびは一生変化します。

だからこそ、保定を続け、必要であれば再矯正を行うという考え方が現実的だと考えています。

大切なのは、完璧を目指すことではありません。

歯ならびと長く付き合っていくこと。

それが、私たちが考える保定です。