治療期間や通院回数は、矯正治療を始める前に最も多くいただくご質問です。
しかし、「何か月です」「何回です」と一律にお答えできるものではありません。
治療の目的や診療スタイルによって、大きく変わります。
Q. 矯正治療はどれくらいの期間がかかりますか?
治療期間は、「どの装置を使うか」ではなく、「どこまで治すか」で決まります。
当院では、
- 約3か月で終わる治療
- 約6か月で終わる治療
- 約1年必要な治療
があります。
私たちは、必要以上に長い治療はおすすめしていません。
患者さんにとって価値のあるゴールを設定し、そのために必要な期間をご提案しています。
Q. 治療期間が長くなるのはどんな時ですか?
歯を大きく動かす必要がある場合や、慎重に歯を動かす必要がある場合には、治療期間は長くなります。
また、
- 年齢が高い場合
- 抜歯が必要な場合
- 歯周病などへの配慮が必要な場合
も、安全性を優先するため、治療期間が長くなることがあります。
Q. 早く終わらせることはできますか?
どのようなゴールを設定するかで、早く終わる治療計画を作成することができます。
そして、ルール通りに装置を装着していただけたら多くの場合予定通りに治療が終わります。
必要以上に長い治療もおすすめしていません。
診断の結果、必要な歯だけを動かせば目的を達成できるのであれば、短期間で治療を終えることができることが多くなります。
Q. 通院は毎月必要ですか?
診療スタイルによって異なります。
ワイヤー矯正では、定期的な調整が必要になるため、毎月程度の通院が一般的です。
一方、マウスピース矯正では、診療システムが整っていれば通院回数を減らすことができます。
当院ではスマホモニタリングを活用し、来院と来院の間も歯の動きやマウスピースの適合状態を確認しています。
そのため、必要な時だけ来院していただく診療スタイルが可能です。
Q. 通院回数が少ないと心配ではありませんか?
私たちは、来院しなくても経過を観察することができる「スマホモニタリング」を採用しています。
スマホモニタリングによって来院と来院の間も経過を確認できるため、通院回数を減らしながらも、より細かく経過を観察することができます。
モニタリングで問題があれば、多くは装着方法の改善で解決できますが、解決できない場合は来院を支持することがあります。そのようにして、必要な来院に絞ることで、来院回数を少なくすることができています。
Q. 忙しくても治療できますか?
可能です。
仕事や学校、子育てなどで忙しい方も多くいらっしゃいます。
そのため私たちは、診療システムを工夫し、必要以上の通院が負担にならないよう治療計画をご提案しています。
Q. 治療期間が予定より延びることはありますか?
あります。
歯の動きには個人差があります。
また、装置の使用状況や治療目標の変更などによって、治療期間が変わることもあります。
私たちは、治療中も経過を確認しながら、必要に応じて治療計画を見直しています。
私たちがお伝えしたいこと
私たちは、短い治療期間を目指しているのではありません。
患者さんにとって価値のある治療を、必要な期間で終えることを目指しています。
また、通院回数を減らすことが目的でもありません。
必要な通院だけにしながら、観察回数を増やすことを大切にしています。
それが、私たちが考える治療期間と通院のあり方です。