治療計画は、一度決めたら変えられないものではありません。

私たちは、診断で得られた情報と患者さんの価値観をもとに治療計画をご提案し、その内容を一緒に確認しながら、納得できる治療のゴールを考えていきます。

結論

私たちは、治療計画を歯科医師が完成させるものとは考えていません。

患者さんと一緒に作り上げていくものだと考えています。

治療計画は「完成品」ではありません

診断によって、お口の状態や考えられる治療方法をご提案します。

しかし、その治療計画は最終決定ではありません。

患者さんが治療計画をご覧になり、

「ここまで治したい」

「そこまでは必要ない」

「もう少し短期間で終えたい」

など、ご自身の考えを整理していくことで、その方に合った治療計画へと少しずつ形を整えていきます。

治療計画は調整できます

患者さんが大切にしたいことが明確になれば、それに合わせて治療計画を調整できることがあります。

例えば、

  • 治療期間を短くしたい
  • 抜歯はできるだけ避けたい
  • 見た目をより重視したい
  • 費用とのバランスを考えたい

など、ご希望を踏まえながら、現実的に実現できる方法を一緒に考えていきます。

もちろん、医学的に安全性や長期的な安定性を大きく損なう内容については、おすすめできないこともあります。

その理由も含めて丁寧にご説明し、納得して選択していただくことを大切にしています。

治療が始まってからも見直すことがあります

治療計画は、治療開始後も必要に応じて見直すことがあります。

歯の動き方には個人差があり、成長や生活環境が変わることもあります。

子どもの矯正では成長に合わせて治療方針を調整することがありますし、大人の矯正でも歯の動きを確認しながら、より無理のない方法へ変更することがあります。

私たちは、最初の計画にこだわることよりも、その時点で患者さんにとって最も価値のある方法を選び続けることを大切にしています。

一緒に考えることが診断です

私たちは、診断とは歯科医師が答えを出すことではないと考えています。

問診で患者さんのお考えを伺い、検査でお口の状態を確認し、見立てを共有し、治療計画をご提案する。

そして、その提案をもとに患者さんと一緒に治療のゴールを考えていく。

この一連の流れすべてが、私たちの考える診断です。

私たちが考える治療計画

私たちが目指しているのは、歯科医師にとって理想的な治療計画ではありません。

患者さんにとって、現実的で、納得できて、無駄がない治療計画です。

そのために、私たちは診断結果をご説明し、治療計画をご提案し、患者さんと対話を重ねながら、一緒に治療計画を作っていきます。

あなたにとって無駄がない治療をご提案すること。

そのために、治療計画は歯科医師が決めるものではなく、患者さんと一緒に育てていくものだと私たちは考えています。